エイターの私が加藤シゲアキさんにハマった経緯について
まずは、加藤シゲアキさんお誕生日おめでとうございます。28歳ですね。
少なくとも去年の今頃は、加藤さんの誕生日すら知らなかったし、こんなに熱烈なファンになってるなんて思っていなかったと思う。
せっかくなのでこの機会に私がなぜ加藤さんをここまで推すことになったのか経緯を辿りながら考えてみたい。
これまで安田章大さんを担当としてジャニオタをやってきた私ですが、最初は
「NEWSならマッスーが好きかな〜」
なんて言っていた気がする。だってマッスー可愛い!
加藤さんについては、多分
「ああ、しゃがれた声の人だよね」
くらいの印象だった。
それから、パパムスだったり、華和家だったり、演技のお仕事で目にすることが多かった加藤さん。NEWSの中で存在を認識するようになったのは4人になってからかもしれない。
私はLIVE映像を見てさらに好きになる、担当になるということが多いのだが、増田担のお友達から幸福魂のDVDを借りた際は、不思議なことに特に気になることもなかった加藤さん。なぜだろう。
特典映像の慶ちゃんがとにかく不憫で、愛おしくなって終わった気がする。
そんな私が「加藤さんが好きだ!」とはっきり思うようになったきっかけは、紛れもなくドラマ「失恋ショコラティエ」だ。
ええ、ご存知、関谷さん。単純に、素直に、ビジュアルがとってもとってもタイプだったんです。
既に事務所DDだった私はきっちり毎週録画をしていたので、加藤さん出演シーンだけ編集して切り取り、1枚のDVDに焼いて永久保存することにした。なんてかっこいいんだろう、とウットリしていた月曜夜9時。
その頃から「NEWSの中では加藤さん」と口に出すようになり、トドメを刺したのが、小説家・加藤シゲアキの処女作「ピンクとグレー」。
ジャニーズのアイドルが書く小説はどんなものだろうと、ワクワクしながら読み始めたそれは、私の想像のはるか上を飛び越えていて、読了後は涙が止まらなかった。
本人も「湿っぽい」と称す文章たち。言葉の選び方や、物語の雰囲気、文字から滲み出る暗さや孤独感。
それは紛れもなく「ジャニーズのアイドル」である加藤さんにしか書けない文章だなと思った。
もともと小説を読むのが好きだった私は、最初はもちろん
「ジャニーズがこんなに書けるの!?本当に加藤さんが書いてるの!?嘘でしょ?!」
となった。加藤さん、してやったりですね。
過去の作品を全て買い読みあさり、短編小説を書いていたと知った今年の3月はそれが載っている雑誌も本屋さんでまとめて注文してしまうくらい加藤さんの書く世界にハマってしまった(その後すぐに短編集が出るなんて知らなかったんだ…)。
そんなこんなで、現在はまるしげの連載のために毎月M誌を買い、ビビットは毎週録画をし、ラジオもメモを取りながら聴くように、加藤さん沼にズブズブとハマり、事務所DDとして充実した日々を送っている。
まとめると、
・まずお顔がタイプだった(関谷さんビジュ)
・加藤さんの書く文章がとっても好きだった
ということだろう。
嗚呼、単純。
加藤さんはよく「小説でNEWSのことを知ってもらって、ファンが増えたら嬉しい」というようなことを言っているけど、まんまと小説出のファンができましたよ!よかったねシゲちゃん!
好きになるきっかけなんて人それぞれだし、時期やタイミングなんかも大事なのかもしれないけれど、ジャニーズのアイドルを好きになるきっかけも顔や歌声、ダンスだけではないんだよとお伝えしたい。
私は間違いなく、作家・加藤シゲアキを好きになり、アイドル・加藤シゲアキも好きになった、小説出の加藤さん担だ(勢いに任せて担当宣言してしまう…!)。
加藤さんの小説を未読だという方がいらっしゃったら、すぐにお近くの書店に寄っていただき、新作「傘をもたない蟻たちは」を手に取っていただきたい。必ず加藤さんに対する視線が変わると思います。
最後に、加藤さん本当にお誕生日おめでとうございます。これからもご活躍に期待してます!